9月の社員日記


<9月15日(月)>

スクーデリアタナカをご覧の皆様、こんにちは。

先週、初めて残業をしました。
残業と言っても1時間だけですが、それだけ仕事が増えているということです。

会社にとっては、大変良いことですが、NC工作機械で切削作業する人手が足りない。
社長は常に忙しく、数台の機械を使って作業をしておられますが、それでも納期に間に合わせるには人手が足りない、ということです。

残業をするということは、当然給料が増えるという結果を生み出しますが、旦那さんの扶養に入っておられるパートさんは、「103万円の壁」に対し「労働時間」、そして「残業時間」の調整もしなければならなくなります。

そこで、先回の「税制改正」でこれがどのように変わった、簡単に書いておきます。
まず、「103万円の壁」は2種類あり、「所得税」と「扶養」に関する壁になりますが、今回説明するのは「扶養に入る103万円の壁」です。

結論から言いますと、
「103万円の壁」⇨「123万円の壁」
になり、「2025年12月1日」から施行されます。

12月1日から施行ということは、12月分だけ?、ではありません。
2025年、すなわち1月~12月までの総所得に対する壁が「123万円」になります。

では、今までの「労働時間」に対し、どれくらい「労働時間」が増えるのでしょうか。
まず、東京都の最低時給が10月2日から「1226円」に上がります。
一般的な話なので、これで計算してみます。

(123万円-103万円)÷1226円=163時間

つまり、「年間163時間」、「月間13.6時間」余計に働くことができるようになりました。
これを週に換算すると、「約3.4時間」の労働時間アップに繋がります。

ところが、これは一般的な話、では「スクーデリアタナカ」の場合はどうなるのでしょうか。
まず、「123万円の壁」に対し、実際の労働時間から計算してみます。

「スクーデリアタナカ」の労働時間は最大「午前3時間」「午後3時間」の計6時間です。
東京都の最低時給1226円で換算すると、年間労働「可能日数」は「167日」になります。
月間に換算すると「14日」、週では「約3.5日」になります。

つまり、
 午前、午後の両方勤務される方は、週3.5日以内まで。
また、
 午前の3時間だけ勤務される方は、週7.0日以内まで。

そもそも、1週間は7日しかありませんので、午前中勤務の方は,
「毎日勤務されても123万円の壁を超えることはありません」

ということで、「スクーデリアタナカ」は仕事も増えつつあり労働力が足りません。
皆さん、壁を気にせず、頑張って働きましょう!

※上記計算は、16日(年間祝日)+6日(年末年始)+3日(お盆休み)=25日
 は入っていませんので、更に1週間の労働時間は増えることになります。

<9月3日(水)>

スクーデリアタナカをご覧の皆様、こんにちは。

昨日は、3ヶ月ぶりに仕事に行きました。
そこで、一見簡単そうに見える作業を行うことになりました。

しかし、昨日の作業、そうは簡単にはいかず少しコツがいる作業でした。
材料をしっかり設置(強く奥に押し込む)しないと、規定の長さにならない。
意識しないでチャックに入れると、寸法が短くなってしまう。
押し込むのに「指が痛い」、そして簡単にはいかない。
これって職人技が必要?

しかし、職人技を要求されても我々素人にはできるわけがない。

社長曰く「誰にでもできる仕事なら我々(職人)はいらない」

そこで社長が工作機械が自動で設置(材料を奥に押し込んでくれる)する設定をして頂きました。
すると、単に材料をチャックに入れるだけで、1/100ミリ単位で規定の長さに切削できるようになりました。
これは凄い!

そこで、社長との会話、
社長:「今の時代、もう職人はいらない」
確かに、職人しかできない仕事で、素人を募集しても使えるまでに何年かかることか


私:「社長のように工作機械の設定ができる職人がいれば、あとは素人でもできる」
確かに、工作機械以外で行う作業は技術が必要ですが、工作機械で行う作業にまで職人技を要求しては仕事が進まないでしょう。

取り敢えず、復帰第1日目は社長の工作機械の設定で何とか仕事の形になりました。
我々のような素人でも規格に合った製品作りができる、まさに社長の職人としての腕に掛かっていると感じた第1日目でした。


では、皆さん、本日も張り切って仕事に励みましょう!

<9月1日(月)>

スクーデリアタナカをご覧の皆様、こんにちは。

お久しぶりです。
6月ころから体調を崩し、7月は3回入院の2回手術、8月はリハビリで休養、ということで9月から仕事とブログを再開することになりました。

会社には何回かお邪魔して病気の状況などを社長に報告、現在、まだ完全ではありませんが仕事に復帰できる体調になってきました。
会社の仕事も、社長に伺ったところ順調に増えているとのことで、いち社員としても安心しています。

ということは、裏返せば忙しくなってきた、ということですね。
本日あたり、会社に赴き今後の出社についてご相談させていただこうかと考えています。

では、皆さん、本日も張り切って仕事に励みましょう!

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